ココアバターは、カカオ豆に含まれている油脂成分。
カカオニブには、通常、50~57%くらいのココアバターが含まれています。
ココアバターは常温では固形です。25℃になると柔らかくなりはじめ、32~33℃では完全にとけて液体になります。体温に近い温度で溶ける植物性油脂はココアバターだけ。また、ココアバターには、天然の抗酸化物がはいっているため、酸化しにくいという特徴があります。
ココアバターが体温に近い温度で溶けるため、チョコレートを口にいれると、体温の温度で溶けていきます。そして、参加しにくいココアバターの性質により、チョコレートは、長期間、美味しく食べることができるのです。